学問としてのファッショ2

芸術に分析や一貫性、一般性を求めるのは不可能ですが

ファッションセンスはある程度一般化することが可能です

現在でもスーツなどは一般的な良し悪しの判断基準が存在します

もちろんかなりの複雑性も含みますが

ただスーツ以外のファッションになるとだいぶ根が深い問題になります

例えばハイテクシューズは一般的にオシャレとは考えられていません

しかし実用美の様な見方が脚光を浴びる可能性はいつだってあります

 

一方夏の海で黒づくめのファションが流行ることがあるでしょうか?

流行るポテンシャルはどんなファッションでもあります

つまりこの場合も流行る可能性はあります

しかし定番化はしないと思われます

これは人間の脳や体の構造に由来することです

定番化しないファクターとは脳や体に負荷をかけるものです

海にスーツ姿で行けば暑いでしょうし、動きにくく、目に優しい絵にもなりません

これは原理的に考えられたというより経験的、歴史的に明らかになったことです

近代ファッションの歴史は短いですが参考になる例です

 

 

このHPでは少なくても定番化が可能なものを押していきます

流行の先端に行こうとするのはあまり効率的ではないですし

定番化するかどうかもわからない様なものが多いです

流行を追うのは一部の人に任せておきましょう

まれに「〜がこれから流行るんで」と言っている人が居ますがなんなんでしょうね

TVである程度権力的な人がコメントする場合流行るのは受動的ではなく

能動的(その人がTV上で大々的にコメントしたことによる)理由でしょう

 

芸術と実用オシャレを混合しているプロのアドバイス、提案は役に立ちません

もし学問としてファッションセンスを提起するのならば

化学科と応用科学化の様に

ファッションセンス科と応用ファッションセンス科に分けるべきでしょう

ファッションセンスは経験と原理から結果を予想する立派な学問です

 

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