個性の価値

ネットやTV番組およびネット上のファション相談では地味なファッションは否定されがちです

「個性、アクセントが足りない」

の様なアドバイスがそこらへんに転がっています

そもそも個性は必要なんでしょうか?

例えばファッション雑誌には奇抜なファッションが多いです

それは雑誌上での被写体の価値は

目立つ度×オシャレ度

だからです

定番で地味なものばかり集めても人目を引かないので

ある程度オシャレと言える土台を持たせつつ目立たせることが重視されているようです

一部雑誌では本当に目立たせることしか考えてないんじゃないかと思われるようなものもあります

その様な雑誌は総じてオシャレ度が低いです

ちなみに本HPで目指しているのは純粋なオシャレ度を上げることであり

目立つことは考えません

これは地味な方に走るという意味ではなく

例えば、高オシャレ度を目指した結果として目立つ様なファッションになったなら問題ないです

目立つ目立たないを気にしなくて良いということです

 

個性なんて必要ないんです

そもそも個性の無いファッションなんて存在しないからです

個性的と一般視されているものが只の目立つだけのファッションであることが多いのは

メディア社会の歪み故です

 

こう言うとファッションショーもあまりオシャレ度と関係ないようにも思えます

そもそもファッションショーはブランドが自社の技術、使用している素材をアピールする為であり

もともと一般的な人向けでは無いのです

一つの服に無理やりすべての技術を集めているので変な様に見えますが

構造を理解し、これがオシャレの完成系では無いと自覚した上で鑑賞すれば

楽しめます(≧Д≦)ノ~

もちろん印象勝ちを狙うあまり目立つことばかりに意識がいきすぎているところもあります

その場合は一つも参考にできないとお考えください

 

個性の意味を取り違えないようにしましょう

 

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